ご相談
夫がいるXさん(20代・女性・パート)は,不倫相手のY(30代・男性・職業不詳)との関係がこじれて,Yに別れを告げたものの,納得してもらえず,かえってYから慰謝料を要求され,ご自身では対応しきれなくなり,当事務所に相談に来られました。
Xさんの対応にもやや問題があったため,Yの怒りももっともなところがあり,Yに対し誠意ある対応をしなければ紛争を長期化させるおそれがありました。
また,Xさんは,紛争が公になることを恐れておられました。
当事務所の活動
当事務所は,Yに対し,駆け引きを行うのではなく,Xに代わり率直に誠意をもってお詫びするという方針を選択しました。
当事務所の活動の結果
その結果,Yに矛を収めていただき,わずか1か月で示談をすることができました。
事件が解決し,Xさんはほっとしておられました。
解決のポイント
不倫相手との別れ話のもつれのご相談が時折あります。
男女トラブルに明るくない事務所であれば,本件のような場合,不倫関係における別れ話のもつれでは慰謝料が発生しないなどと主張し,Yを怒らせてしまうかもしれません。
当事務所は,離婚・男女トラブル案件の豊富なノウハウに照らし,本件ではYに率直にお詫びするのが最良の策であると判断し,真摯なお詫びを行った結果,早期の示談を実現することができました。