嫁姑問題と離婚

嫁姑問題
  • 嫁姑問題で離婚できるのか・・
  • 嫁姑問題が原因での離婚事例があれば知りたい・・

ここでは、そうした嫁姑問題と離婚についてご説明します。

結婚は互いの家族を繋ぐものですから、嫁姑問題は避けて通れないものです。

姑が相手だと強く反論できず、夫に相談しても味方になってもらえず、家族内の問題なので人にも相談しづらく、ひとりでストレスを抱え込んでしまう方が多いようです。

中にはご離婚を決意される方もおり、嫁姑問題とご夫婦問題は切っても切れない関係にあります。

実際、嫁姑問題が原因で離婚となった事例は多数存在しています。例えば、盛岡地裁遠野支部昭和52年1月26日判決は、姑から「ご飯を食べるときの口の開け方が悪い」「箸の持ち方が悪い」「掃除の仕方が悪い」などの嫁いびりを受けて妻が夫に相談したにも関わらず、夫が誠意を持った対応をすることがなかったため、結婚から2年で夫婦が別居し、妻から離婚を請求した事例について、婚姻を継続し難い重大な事由があるとして、離婚請求を認めました。

また、名古屋地裁岡崎支部昭和43年1月29日判決は、夫の実家の家業を手伝っていた妻が、姑舅から小言を言われるようになり嫁姑関係が不和となったにもかかわらず、夫が積極的に仲を取り持つ努力をしなかったために、婚姻から約半年で夫婦が別居した事例について、夫が積極的に家庭内の不和の原因を解消し円満を取り戻すよう努力するなど、婚姻関係を維持するための誠意を示さなかったことなどから、婚姻関係を継続し難い重大な事由があるとして、妻からの離婚請求を認めました。

嫁姑問題が原因で離婚となる場合、家族間の対立になり話がこじれやすい傾向にありますので、早めに弁護士を入れるのがおすすめです。当事務所は離婚・男女関係に注力しており、嫁姑問題についてもじっくりとお話をうかがい、積極的にご相談をお受けしております。どうぞお気軽にご相談ください。

マザコン夫と離婚したい

この記事の監修者
弁護士・監修者
弁護士法人ひいらぎ法律事務所
代表 社員 弁護士 増田 浩之
東京大学卒。姫路で家事事件に注力10年以上。神戸家庭裁判所姫路支部家事調停委員。FP1級。

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