夫はアスペルガーだと思いますが,どうしてもわかり合えないので,離婚できますか?

  • 夫とコミュニケーションが取れない・・
  • 夫は宇宙人のようである
  • 夫と心を通わせられないので,離婚できないだろうか・・

そうした思いを抱く女性は多いようです。

結婚当初は,ちょっとした違和感であったものが,日常生活におけるさまざまなトラブルを経て,夫はどこかおかしいのではと思うようになる。

そして,ある日,テレビやネットで「アスペルガー」情報に接したことをきっかけとして,「ひょっとして夫はアスペルガーではないか?」との疑問が生まれ,その疑問が夫との日々の生活において確信に変わるようです。

それでも,子育て中は,子どものことを第一に考え,何とかやり過ごすのですが,子育てが一段落し,今後も夫と一緒に過ごすのかと改めて考えると,とうていムリであることに思い至ります。

では,アスペルガーとはどのような精神疾患なのでしょうか。

精神疾患の世界的基準であるDSM-5によれば,アスペルガー障害は,近時,自閉症などとともに,自閉スペクトラム障害という精神疾患に包括されることとなりました。

自閉スペクトラム障害は,①対人コミュニケーションと対人的相互反応の欠陥,②行動,関心,活動における限定的で反復的な様式という2つの中核的な領域の欠陥によって特徴づけられるとされます。

そのようにお伝えすると,「夫に限定的で反復的な行動などはない。」というケースも多いのではないでしょうか。

そのようなケースは,自閉スペクトラム障害ではなく,コミュニケーション障害の1つである社会的コミュニケーション障害であるかもしれません。

社会的コミュニケーション障害は,言語やコミュニケーションの社会的な使用において基礎的な困難さがあることが特徴です。

そして,コミュニケーションの社会的ルールを理解し従うこと,聞き手や状況の要求に合わせて言葉を変えること,会話や話術のルールに従うことの欠陥によって明らかになるとされます。

平たく言えば,空気を読む,言外の意図を汲み取る,人の気持ちを察するといったことが苦手ということでしょうか。

そして,社会的コミュニケーションの欠陥は,効果的な会話,社会参加,社会的な対人関係の発達,学業成績,職業的遂行能力に機能的な制限をもたらすとされます。

以上を前提とすると,ご主人は,アスペルガー障害ではなく,社会的コミュニケーション障害を有することが多いのではないでしょうか。

とはいえ,離婚を検討するうえでは,ご主人がいずれの精神疾患に分類されるかは重要ではありません。

重要なのは,素人目に見て,夫に何らかのコミュニケーション障害が疑われる状況が長年続き,今後もそうした状況が改善されないとすると,おそらく夫と添い遂げられないということです。

(もちろん,アスペルガー障害やコミュニケーション障害をお持ちの方を差別する趣旨ではありません。)

ところが,こうしたケースでは,夫にDVや不倫といったわかりやすい離婚原因がないこと,おそらく夫に自覚がないことから,どのように離婚してよいかわからないことが多いようです。

でも,大丈夫。こうした夫と離婚することは十分可能です。

ただ,しかるべき手順と注意点があります。

夫がアスペルガー障害ないしコミュニケーション障害ではないかとお悩みの方は,お気軽に当事務所にご相談ください。

お問い合わせはお気軽に 079-226-9933 「ひいらぎ法律事務所」姫路駅南口から徒歩7分 平日9:00~18:00

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