すばやく協議離婚するには?

すばやく協議離婚するための離婚届の写真

離婚を決意した方は、

  • できるだけ早く、
  • できるだけ円満に、

離婚したいと考えるようです。

この点、いきなり離婚調停を申し立てると、よほど争点がない場合でない限り、半年から1年ほど手続きに時間を要します。

しかも、調停離婚できないと、裁判を起こす必要が出てきます。

つまり、裁判所を利用すると、

  • 時間がかかり、
  • こじれる

可能性が高まるのです。

そこで、協議離婚の出番です。

協議(交渉)ですばやく離婚するポイント

すばやい離婚協議を進める夫婦の写真協議(交渉)においてスピード解決を得るポイントは、

  1. 訴訟の場合の相場とかけ離れた主張をしない
  2. こだわる点は主張しつつ、譲歩できる点については大胆に譲歩する
  3. 細かすぎる議論をしないこと
です。

①訴訟の場合の相場とかけ離れた主張をしない

お客様の中には、訴訟で判決を得た場合の相場とかけ離れた金額の慰謝料を請求しようとする方がいます。
もちろん、協議(交渉)において相手方がこちらの説得に応じ、任意にその金額を支払ってくれれば問題ないのですが、相手方も、訴訟で判決を得た場合の相場を知れば、それ以上の額を支払わないはずです。
一般的に、訴訟で判決を得た場合の相場とかけ離れた金額を請求しない方が、相手方との間で合意を得やすいといえます。

②譲歩できる点については大胆に譲歩する

お客様の中には、ご自身の当初の請求額の満額を得ようとする方がいますが、協議(交渉)は、相互に譲歩し合意を目指すものですので、譲歩が欠かせません。
もちろんご自身のこだわりポイントはしっかり主張されるべきですが、他方、譲歩できる点については大胆に譲歩した方が、相手方との間で合意を得やすいといえます。

③細かすぎる議論をしないこと

お客様の中には、購入した日用品に関するお店のレシートをたくさん持参したり、食器や家電製品等の金額を積算したりして、相手方にその金額を請求しようとする方がいますが、木を見て森を見ない態度と言わざるを得ません。
そうした細かな物品の価値も考慮したおおまかな解決金の提案をしたほうが、議論が細部に及ばずに済み、相手方との間で合意を得やすいといえます。
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おわりに

協議ですばやく円満に離婚するには、上記のようなポイントを押さえる必要があります。
ただ、自分のこととなると、皆さん必死になるので、上記のようなポイントから外れ、熱くなってしまうことが多いといえます。
そのようなときに、第三者、しかも法律の専門家である弁護士に依頼すると、依頼者の希望をかなえつつ、上記のポイントを押さえ交渉を進めることが期待できます。
協議ですばやく離婚したい方は、お気軽に当事務所までご相談ください。

この記事の監修者
弁護士・監修者
弁護士法人ひいらぎ法律事務所
代表 社員 弁護士 増田 浩之
東京大学卒。姫路で家事事件に注力10年以上。神戸家庭裁判所姫路支部家事調停委員。FP1級。

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