Q 何組に一組が離婚しているのか

A 
 離婚しようと考えているが,最近の離婚件数は増えているのだろうかと気になる方もおられることでしょう。

 厚生労働省が発表している「人口動態統計」によると,日本国内での2015年における離婚件数は,22万2107組であり,離婚率は1.77となっています。離婚率とは,年間の離婚届出件数を日本の人口で割ったものに1000をかけて出された数字です。簡単にいうと,その年における一定人口に対して離婚した値であり,離婚率1.77ということは,2015年は人口1000人あたり約1.7件が離婚したという計算であることになります。

 2014年の離婚件数は,23万1383組であり,2015年の離婚件数は前の年に比べて9276組減少していることになります。また,2014年の離婚率は1.84であり,こちらも2015年は減少しています。

 平成に入って以降,離婚件数は増え続け,2002年には28万9836組とピークになりました。それ以降は減少はしているものの,高い水準であることに変わりはないでしょう。離婚率についても,2002年に戦後最高値の2.3となっており,その後は少し減少しています。ただ,これは婚姻率が減少していることも影響しているでしょう。

 なお,2015年の婚姻件数は,64万3749組であり,2014年は66万613組であったことから,1万6864組減少していることになります。婚姻率については,2014年が5.3であったのに対し,2015年は5.1と減少しています。

 何組に一組が離婚しているのかということについて,よく,夫婦のうち3組に1組は離婚するということを耳にすることがあるかもしれません。2015年の婚姻件数が約64万件で,離婚件数が約23万件であることから,この2つの数字から3分の1は離婚していると計算しているのでしょう。しかしながら,これらの数字は,あくまで2015年に結婚した夫婦の件数と離婚した夫婦の件数なのですから,この2つの数字を比べるというのはおかしいということが分かると思います。

 何組に一組が離婚しているのかというような情報だけでなく,何か統計を知りたいということがあれば,メディアやネットにすぐに振り回されるのではなく,自分で公的機関が出している資料を見てみたり,分からなければ専門家に相談するのがよいでしょう。

 離婚件数は減少しているとはいえ,多くの夫婦が離婚しているといえることに変わりはないでしょう。離婚でお悩みの方はあなただけではありませんので,当事務所までお気軽にご相談ください。

熟年離婚
お問い合わせはお気軽に 079-226-9933 「ひいらぎ法律事務所」姫路駅南口から徒歩7分 平日9:00~18:00

養育費の未払い問題 詳しくはこちら 

hiiragi jimushoban.png
※このサイトは 兵庫県姫路市の弁護士法人ひいらぎ法律事務所が運営しています

事務所概要
アクセスはこちら
メールでのご相談受付はこちら
対応エリア
お気に入りに追加するお問い合わせはこちら弁護士と他士業の違い