モラハラ、精神的DVとは

モラハラとは

モラハラ(モラル・ハラスメント)とは、ご夫婦間に限らず、精神的な暴力や嫌がらせのことで、ご夫婦間では、高学歴・高年収の夫によくみられます。

ドメスティックバイオレンス(DV)の一般的なイメージとは違い、実際に暴力を振るわけではないのですが、言葉や行動、態度によって相手に精神的苦痛を与えます。

当事務所でも、夫側と話をしてみると、大変丁重かつ節度のある態度で、一見するとどこが悪い夫なのだろうと思うくらいです(しかし、話をお聞きするうち、その正体が明らかになります。)。

モラハラを受けた奥様は、ときに肉体的な暴力よりも苦痛を受けておられるのですが、モラハラは、以下の理由により、深刻化するまで放置されがちです。

  1. モラハラ夫は、自分が悪いとは思っていないので、反省するきっかけがない。
  2. 他方、日々モラハラを受けている妻は、もともと自分の方が悪いと考えがちであり、泣き寝入りしやすい。
  3. モラハラ夫は、往々にして社会的地位が高く、世間体が良いため、周囲にモラハラを理解してもらいにくい。
  4. モラハラは、肉体的暴力と異なり、あざや骨折など目に見える形で表れにくい。

たとえば、

  • 夫から日々なじられている
  • 自分が悪いのでは、と思ってしまう
  • 夫と一緒の空間にいるだけで苦痛・・

といった方は、きっとモラハラを受けておられます。

ところが、モラハラを受けてしんどいので、何とか離婚したいと弁護士に相談しても、多くの弁護士は、モラハラ案件に積極的に取り組もうとしません。

それは、モラハラが、不貞(不倫)やDVと異なり、性格の不一致として片づけられやすく、言った言わないの水掛け論になりやすいことから、主張立証に手間取ると考えているためです。

しかし、モラハラは、上記のとおり、単なる性格の不一致とは質的に異なります。

また、いくら夫のモラハラを主張し、離婚しようとしても、モラハラ夫は、加害者としての自覚がないので、離婚に応じようとしません。

そこで、夫が離婚に応じるよう、さまざまな方法を採る必要があります。

ここも、弁護士の腕の見せ所です。

この点、当事務所は、モラハラ案件の豊富なノウハウがありますので、モラハラでお困りの方は、お気軽にご相談ください。

実際にモラルハラスメントの被害を受けている方達のお話を聞くと、ご自身では被害を受けていることに気付かなかったという方がとても多くいらっしゃいます。

本や雑誌のコラムを読んだり、知人・友人から話を聞いて「まさにうちの夫のことだ!」と自分が被害者であることに気づく方が多いようです。

ときに法的手段を使いながら、奥様の心の重荷を一つずつ下ろすお手伝いをさせていただきます。

この記事の監修者
弁護士・監修者
弁護士法人ひいらぎ法律事務所
代表 社員 弁護士 増田 浩之
東京大学卒。姫路で家事事件に注力10年以上。神戸家庭裁判所姫路支部家事調停委員。FP1級。

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