探偵の浮気調査がばれた場合の問題とばれやすいケースとは?

探偵の浮気調査がばれた場合の問題とばれやすいケースの写真

「相手が浮気しているかも…」信じたくはないですが、それでも疑いが晴れない際に依頼するのが探偵です。

しかし、探偵は相手にばれずに証拠を抑えることができるのでしょうか?

優秀な探偵であれば、ばれそうになった際は操作を中止し、証拠を残さずにその場を去りますが、それでも100% ばれないということは保証が出来ません。

当記事では、探偵による浮気調査がばれやすいケースや、ばれた場合についてご説明します。

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浮気調査がばれてしまう場合

相手にばれないように調査し、証拠を抑えることが仕事の探偵でも、調査相手にばれてしまうケースがあります。

以下、調査がばれてしまう場合の一例をご紹介します。

 

依頼者も一緒に調査する

探偵に調査を依頼はしたものの、自分でも証拠を掴みたい、早く終わらせたい、という気持ちから探偵と一緒に調査を行った場合にばれるケースがあります。

探偵としても、調査相手の癖や挙動、行動パターンなどを掴む必要があるため、こういった初期段階で相手にばれることは多々あります。

探偵はプロです。

依頼をしたら、自分は何もしないのが一番のサポートになりますので、我慢して結果を待ちましょう。

 

調査相手の警戒心が強い

予想以上に調査相手の警戒心が強い場合も調査がばれやすくなります。

特に調査対象が女性の場合、女性は警戒心が強く、男性よりも人物を覚えることが得意です。

また、女性が既婚者の場合、浮気が発覚した場合のリスクが男性よりも高くなるため、より一層警戒心が強くなります。

 

探偵事務所に依頼していることが発覚する

あまり考えたくないケースにはなりますが、探偵事務所の不手際により相手に調査をしていることがばれてしまうケースです。

ただし、探偵は探偵業法の範囲内で仕事を行っているため、たとえそのような場合でも事務所を訴えることは難しいです。

なお、依頼する事務所の選び方について、「有名だから」「テレビでよく見るから」といった理由で選ぶのは避けたほうが良い場合があります。

こちらの場合、フランチャイズ経営であったり広告費をかけていたりする場合があるため、探偵事務所は知名度よりも実績で選ぶようにしましょう。

 

以上、浮気調査がばれてしまうケースについてご紹介いたしましたが、離婚を前提にしている場合はいかなる手段を使っても証拠を抑えることが重要になりますので、ばれてしまっても問題ない場合がほとんどです。

 

浮気調査がばれた場合の対処法

浮気調査がばれた場合の対処法の写真当人に直接聞くことは出来ないので、まずはばれている可能性がある兆候について知る必要があります。

下記のような兆候が見られる場合、相手に調査されていることがばれている可能性があります。

  • 電車やタクシーを利用する
  • 路上で立ち止まる
  • エレベーターを何度も乗り降りする
  • 鏡やガラスで自分の後ろを確認する

上記より、かなり警戒していることがわかります。

そんな時に無理やり調査を続行すると、相手にばれてしまいます。

万が一ばれてしまった場合は調査相手にあえて警察を呼んでもらいましょう。

到着した警察には事情を説明し、調査中である旨を伝え、調査相手には絶対に探偵の身元を口外しないように伝えましょう。

ばれた時にパニックになった場合、逆に行政処分を受ける可能性があるので、慌てずに対処をするようにしましょう

以下、当所に寄せられた浮気調査がばれてしまったことに対する質問と返答の一例をご紹介いたします。

 

探偵の浮気調査が相手にばれた場合の問題点

不貞調査探偵例えば、夫の不貞調査を探偵事務所に依頼したところ、夫が探偵から尾行されていることに気づいてしまう場合がまれにあります。

そのような場合、どのような問題が生じるでしょうか。

不貞の証拠が取れなくなる

まず、探偵に調査されていることが分かれば、夫は、その後少なくともしばらくの間は、警戒するため、不貞をしなくなるでしょう。

探偵の数が少なく実績がない事務所であれば、強引な調査をして尾行に気づかれてしまうおそれがあります。

なので、信頼できる探偵事務所に依頼をされた方がよいでしょう。

仮に、ある探偵に依頼したことがばれたから、次は別の探偵に依頼しようなどと考えることは避けた方がよいです。

一度、探偵が調査をしていることを知られれば、当面の間、夫は警戒し、尻尾を出さない可能性が高いため、探偵の調査は失敗に終わる可能性が極めて高いのです。

民事・刑事責任を問われる

探偵が不貞相手の家に忍び込んで不倫の証拠を探すといったことがあり得るかもしれません。

もし、そのような調査をすることを知りつつ、探偵に調査を依頼されたのであれば、依頼者は、民事上、不法行為責任を負います。

のみならず、刑事上、住居侵入罪の共犯に問われるかもしれません。

探偵の調査内容を聞いた上で、違法そうな調査をしそうだと気付けばその探偵事務所への依頼は控えられた方がよいでしょう。

探偵の費用をめぐるトラブル

探偵の尾行が調査対象に発覚した場合、調査費用の返還をめぐりトラブルになるおそれがあります。

夫婦関係の破綻

「探偵をつけるなんて許せない!」などと夫が怒ってしまい、夫婦の仲が悪くなるおそれがあります。

不貞の証拠が取れていなければ相手方の思う壺です。夫は、「オレのことが信用できないのなら、別れよう。」などと言ってくるかもしれません。

その後、別居され、夫婦関係が破綻したなどとして、慰謝料を取れないまま離婚を余儀なくされるおそれがあります。

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おわりに

浮気調査は相手を信じることが出来なかった場合に行います。

しかし、調査の途中でなにかの理由によりばれてしまうことがあります。

当記事ではばれるケースとばれた場合の対処法についてご説明いたしました。

もしも皆様のパートナーが怪しいと思った場合、ばれた時にはどのようなリスクがあるのか、当記事をご参考にしてみてはいかがでしょうか。

トラブルを避けるためには、腕の良い探偵事務所を選ぶに限ります。

当事務所では、腕の良い探偵事務所様と協力関係にありますので、腕の良い探偵事務所の紹介をご希望の場合は、お気軽に当事務所にご相談ください。

この記事の監修者
弁護士・監修者
弁護士法人ひいらぎ法律事務所
代表 社員 弁護士 増田 浩之
東京大学卒。姫路で家事事件に注力10年以上。神戸家庭裁判所姫路支部家事調停委員。FP1級。

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