性格の不一致で離婚できるか？

性格の不一致だと思いますが、離婚できますか？
そのようなご相談が寄せられることがあります。

こうした場合、これまでは単なる性格の不一致として片付けられ、当事者が合意しない限り直ちに離婚できないものとされてきました。

その結果、離婚をあきらめて苦痛に満ちた同居生活を続ける方が多かったようです。

しかし、近時、夫（妻）と生活するのが困難な原因として、夫（妻）のモラハラ（モラル・ハラスメント）やアスペルガー症候群などの発達障害が隠れている場合があることが知られるようになってきました（もちろん、こうした発達障害を持つ方を差別する趣旨ではありません。）。

「性格の不一致だから離婚できない」とは限りませんので、ぜひ一度当事務所にご相談ください。

この記事の監修者

弁護士法人ひいらぎ法律事務所
代表社員弁護士　増田　浩之
東京大学卒。姫路で家事事件に注力10年以上。神戸家庭裁判所姫路支部家事調停委員。FP1級。