夫と離婚前提の別居前にすべきことは?

別居前にやってくべきこと

夫と離婚を前提に別居しようと思っていますが、別居前にしておくことはありませんか?

そのようなご相談が寄せられることがあります。

夫と別居したいあなたは、一刻も早く別居しようとすることでしょう。

しかし、別居前にやっておくべきことがあります。それは、

  • 夫の収入や財産に関する調査
  • 持ち出すものの準備
  • 当面の生活資金の確保

です。

別居後の婚姻費用(離婚までの生活費)やご離婚後の養育費を決めるためには、夫の収入に関する資料が必要です。

また、離婚時にスムーズに財産分与を受けるためには夫の財産に関する資料(通帳、保険証券などのコピー)を持っていた方がよいからです。

さらに、大事な物を家に置き忘れると、後で夫と残置物の受け渡し方法に関し話し合うなどの手間がかかるので、持ち出すものの準備も必要です。

また、親族などの援助が期待できない場合は、別居後経済的に自立できるようになるまでの生活資金を確保しましょう。

別居後は夫に婚姻費用(別居中の生活費)を請求できますが、すぐに支払ってくれるとは限りません。

また、引越費用、敷金・礼金・当初の家賃はばかにならないものです。

この記事の監修者
弁護士・監修者
弁護士法人ひいらぎ法律事務所
代表 社員 弁護士 増田 浩之
東京大学卒。姫路で家事事件に注力10年以上。神戸家庭裁判所姫路支部家事調停委員。FP1級。

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